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No.24

Niki Fujimoto

入舟荘 名物女将と可愛いお風呂

現在APUを休学中のニーキちゃん。ファッションも考え方も個性的。学生時代は北浜に住み、毎日竹瓦温泉に通っていたそうだ。お父さんはイタリア人の彼女が見た別府の街の魅力とは?


Writer & Photographer : 東京神父

入舟荘にて

まずは簡単な自己紹介からお願いします。

ニーキ:藤本ニーキ、21歳、今はAPUを休学中です。父がイタリア人のハーフで出身は神戸です。ちょくちょく短期の留学を繰り返していて、先日まではタイのチェンマイにいて、今ちょうど別府に帰ってきたところです。来月香港に行って、その後ハワイに行って、ロンドンのファッションの大学に本格的に留学する予定ですが、ちょっとご縁があって、もしかしたらニュージーランドになるかもしれません。

アクティブでいいですね。別府に来たきっかけはなんでしたか?

ニーキ:APUの入学です。英語で経営学を学べる大学を探していて、元々インターナショナルハイスクールに通っていたので、国際的な環境に身をおきたくて。担任の先生に勧められたこともあって、APUにしました。うちの高校から行ってる子も結構多くて、他の子達に比べたらよく名前を耳にしていたので。オープンキャンパスにも行かず、直前で決めて身一つで別府に来たって感じですね。

語学に長けてそうですね?何か国語か喋れるんでしょうか?

ニーキ:2ヶ国語ですよ。英語は日常会話程度ですね。イタリア語は元々喋れたんですけど、忘れちゃったんで、一回イタリアに戻れば思い出すかなって感じです。最低トリリンガルは目指したいなとは思ってます。

鉄輪に来たのは初めてってことですが、北浜方面に出ることが多いですか?

ニーキ:そうですね。カメラを持って休みの日に一人で散策したりしますが、住んでるのが北浜なんで北浜界隈が多いです。あの寂れた歓楽街の雰囲気が好きで。お店も開拓してましたね。湯布院には行く機会は多かったですけど、鉄輪は来る機会がなかったですね。

北浜でオススメのお店とかあったりしますか?

ニーキ:味にわか」っていう居酒屋さんがもんじゃ焼き屋さんの隣にあるんですけど、みんなもんじゃ焼き屋さんには行くんですけど、「味にわか」さんはいつも人がいなくて(笑)

でも、ご飯も美味しいし、カボスはちみつサワーがすごく美味しいんですよ。お座敷で落ち着いててゆっくりできるし、ご飯食べてると無料お菓子サービスがあって、どんどんお菓子を持って来てくれるんです(笑)

あとは「Roots」かな。友達がオーガナイザーをやってたことが多かったので、よく行ってました。

北浜の街でよく遊んでたってことですが、その中で感じた別府の魅力って何かありますか?

ニーキ:いい意味で時が止まってる感じ。日常の中に非日常がある感じが私は好きでしたね。レトロなものとか好きな人にはたまらない感じはあると思いますね。あと、徒歩圏内になんでもあるっていうのは魅力ですね。街がミニマムっていうのは都会にはない良さですね。人も面白い人が溢れてて、年齢や性別、肩書きとか気にしないところがいいですね。

都会的なのに色々小さくて、ほどよく田舎なのが可愛いですよね(笑)




温泉は普段から入ったりしますか?

ニーキ:毎日「竹瓦温泉」に入ってました。家から15秒くらいだったので。おばあちゃん達が怖いから行きたくないって友達もいたんですけど、私はおばあちゃん大好きだし、めちゃ好かれるんですね。毎日世間話したりとか、亡くなった旦那さんの話を聞いたりとか、おばあちゃん達との触れ合いが楽しかったです。


小さくて可愛い家族風呂

学生にしては珍しいですよね。家にお風呂はありましたか?

ニーキ:あるにはあったんですけど、ガス代高いし、追い炊き機能も付いてなかったので、自然と温泉に行くようになりましたね。何より地元の人との交流が楽しかったので。

アクティブな性格だからこそ、人と繋がる機会も多かったんですね。

ニーキ:APUがきっかけで別府に来た子は、別府に来ることが目的じゃないんですよね。でも、何年か暮らしているうちに、ほんとに惚れ込んでる子達が増えていくんですよ。第二の故郷だって言ってる子とか、別府でビジネスを始めたいって言ってる子も多くて。温泉がこれだけあるっていうのもレアだし、ほんとに合う人にはたまらない街だと思います。都会的なのに色々小さくて、ほどよく田舎なのが可愛いですよね(笑)


街が可愛いっていい表現ですね。今日はありがとうございます。最後にこれから別府に来る人へメッセージをお願いします。

ニーキ:別府の面白さはなんと言っても多様性です。LGBTQ然り、移民然り、障がい者然り、そういうマイノリティーな人達を受け入れてる環境が別府だと普通なんですよ。大学でもみんなその前提で話すんですけど、神戸に戻ったり、東京に行ったりすると「あ、別府の環境は当たり前じゃなかったんだな」ってことに気付かされるんですよね。

マイノリティーに優しい街っていうのは口だけじゃなくて、実際に体現してるなと思いました。だから、どんな人でも別府に来ると居心地が良いと感じるんじゃないかな?観光で来る方も、ぜひ別府の人達の温かさに触れてみて欲しいですね。


陽が入る時間帯はとても気持ちがいい




MODEL PROFILE

名前:Niki Fujimoto(藤本ニーキ)
年齢:22歳
出身:兵庫
職業:学生(APU)


CREDIT

タイトル:NIKIとかんなわとかしきりぶろ。
撮影日:2019年10月5日
写真撮影&インタビュー:東京神父

撮影協力:入舟荘、別府市、別府市温泉課、美鈴女将、アルテノイエ冨士屋 一也百ホール&ギャラリー

※温泉や個人の情報は全て撮影当時のものです。

ONSEN INFO

入舟荘

まさに家族風呂と呼ぶに相応しい、雰囲気の良い小さくて可愛いお風呂。子供が遊べるおもちゃなどもあり、家族で楽しむのにピッタリの温泉です。



住所:大分県別府市井田1組


営業時間:11:00〜15:00
(立ち寄り湯、要連絡)


入浴料金:1500円(貸切湯)


泉質:単純泉


地図:湯巡りマップ


公式HP:別府八湯温泉道サイト入舟荘



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